飽和電流が最高220A
高電力電源システムDC−DCコンバータが産業制御、新エネルギーなどの分野で広く応用されるに伴い、電子素子には、より低損失、より高効率、より小さい実装サイズなどの特性を備え、高電力密度の設計需要を満たすことが必要となります。そのため、科達嘉電子は、高飽和、低損失、迅速にカスタマイズが可能な超大電流インダクタの最新のCPQXシリーズを発売しました。

Part-1 製品の概要
CPQXシリーズは、科達嘉が自主開発した金属磁性パウダ材料と平角線コイルの設計を採用しています。よって、直流抵抗とコアロスが極めて低く、温度上昇が低く、高効率が高く、長時間安定に大電流応用の場合で動作できます。製品には優れた軟飽和特性を備えており、、より高いピーク電流に対応できます。飽和電流は最高220 Aです。CPQXシリーズには良好な温度安定特性を持ち、温度がインダクタンスと直流重畳特性に与える影響が少ないです。動作温度範囲は:-55℃~+155℃で、高温環境下で長期的に安定して動作できます。

現在、CPQXシリーズは28.0*23.0*18.50(mm)、32.0*30.7*18.80(mm)の2種類の外形寸法の製品が開発されており、CPQX2918H、CPQX2918L、CPQX2918S、CPQX3218H、CPQX3218L、CPQX3218Sの6シリーズを含んでいます。その中で、H、L、Sは高飽和電流、低直流抵抗、標準性能の3種類の電気特性をそれぞれに代表し、顧客の様々な需要を満たします。
Part-2 製品の特徴
◾ 優れた直流重畳特性で、瞬間高ピーク電流を処理できます。
◾ 平角線のコイルで、極めて低い直流抵抗を実現します。
◾ インダクタンス、直流重畳特性は温度による影響が少ないです。
◾ 磁気遮蔽構造で、耐電磁障害性能が強いです。
◾ コンパクトな設計で、PCBの実装面積を節約します。
◾ 動作温度:-55℃~+155℃(コイル発熱を含む)。
CPQXシリーズ製品の規格とサイズ

Part-3 電気特性
CPQXシリーズのインダクタンス値範囲は2.20〜27.0μH、DCR は0.65〜5.20 mΩ、飽和電流27.0〜220.0 A、温度上昇電流21.50〜67.0 Aです。
下記はCPQXシリーズのインダクタンス値と飽和電流の温度安定性試験データをグラフで示したものです。試験データによると、3 MHz以下の動作周波数では、CPQXシリーズは高温条件(100℃)におけるインダクタンス値の変化率が1%を超えず、飽和電流変化率が2.3%を超えません。

CPQXとフェライトシリーズインダクタンスの温度安定性試験

CPQXとフェライト系飽和電流温度安定性試験
下記は代表モデルのCPQX3218Hシリーズ製品の飽和電流曲線と温度上昇電流曲線であります。

CPQX3218H飽和電流曲線

CPQX3218H温度上昇電流曲線
Part-3 外観構造
CPQXシリーズインダクタはコンパクトな構造設計を採用しており、小型化で最大の出力電力を実現でき、PCBの実装空間が小さく、高電力密度電源システムの設計需要に適用します。
製品はPQ型磁気コアと平角線コイルの設計を採用しており、顧客の特殊な需要に応じて様々なサイズ、インダクタンスと電気性能をカスタマイズできます¥。様々な項目の顧客のカスタマイズ需要を満たせます。
Part-4 応用分野
CPQXシリーズのインダクタは、DC-DCコンバータ、大電流スイッチングレギュレータ、産業制御、新エネルギーなどの大電力設計案に広く応用できます。
Part-5 環境保護基準
製品はRoHS、REACH、Halogen Freeなどの環境保護要求に適合しています。
Part-6 生産状況
製品は量産されており、納期は4~6週間です。