低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ

時間:

2023-06-08

低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ 新エネルギー蓄電設備の効率化と省エネ化を実現


蓄電は、新エネルギーの規模化発展に不可欠な基盤インフラです。中国の国家政策支援の下、リチウムイオン蓄電池、水素(アンモニア)蓄電、熱(冷)蓄電などの電気化学蓄電を代表とする次世代蓄電技術は、建設期間短縮、設置場所の柔軟性、高調節性能といったメリットから、業界の重要な発展方向となっています。Wood Mackenzie の予測によると、2030 年までの 10 年間、世界の電気化学蓄電設備の導入量は年複合成長率 31% で拡大し、741GWh に達する見通しです。中国は、電気化学蓄電の導入大国でありエネルギー革命の先駆けとして、今後 5 年間で年複合成長率 70.5% の飛躍的な拡大が見込まれています。


超大電流インダクタのCPRX シリーズ


現在、蓄電システムは、電力系統、新エネルギー車、産業制御、通信基地局、データセンターなどで幅広く採用されており、特に大型企業・商業施設向けが中心です。このため、蓄電設備の電子回路は高出力設計が主流となっています。

インダクタは蓄電回路の必須部品で、高瞬変電流による飽和を防ぎ、長時間の大電流負荷でも表面温度上昇を抑制する必要があります。そのため、高出力設計では、インダクタには以下の性能が必須です:高飽和電流、低損失、低温度上昇さらに、構造設計の最適化も重要です。例えば:コンパクトな設計で高出力密度を実現、放熱面積拡大による表面温度低減し、高密度・小型化・コンパクト設計のインダクタが市場の主要な需要傾向となっています。


製品概要

科達嘉電子は、蓄電分野のインダクタ応用ニーズに応え、極高直流バイアス能力と低損失・高效率を兼ね備えた 超高電流インダクタCPRX2520L/CPRX1912L シリーズを開発しました。

CPRX1912L シリーズは、自社独自開発の金属磁粉コアを採用し、極めて低い磁心損失優れた軟飽和特性により、高瞬変電流を耐えられても安定な電気性能を維持できます。平角線のワイヤー巻線設計を採用し、導体の有効断面積を最大化し、巻線窓利用率90% 以上で、コンパクトなサイズでな超低直流抵抗(DCR)を実現し、長時間の大電流負荷下でも、製品表面の温度上昇を低く維持できます。


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ


電気特性

超大電流インダクタのCPRX シリーズのインダクタンス範囲は1.2μH~22.0μH、DCRは0.25mΩです。飽和電流は最大150Aに達し、高温環境下でも長期連続使用時に安定なインダクタンス値と直流バイアス能力を維持できます。現在、超大電流インダクタのCPRX2520L シリーズはAEC-Q200基準試験に合格しており、信頼性が高いです。製品の作動温度範囲は-55℃~+150℃(コイル発熱を含む)です。様々な過酷環境で応用に適用します。


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ

CPRX2520L飽和電流曲線


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ

CPRX2520L温度上昇電流曲線


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ

CPRX1912L飽和電流曲線


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ

CPRX1912L温度上昇電流曲線


構造特性

超高電流インダクタのCPRX シリーズは、コンパクト設計を採用し、同等の電気性能を備えた他社製品と比較して、基板実装スペースを顕著に節約し、電源の電力密度を向上します。その中:CPRX1912Lの実装サイズは19.0×12.5×17.5mmです。CPRX2520Lの実装サイズは25.0×20.8×21.75mmです。


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ


低損失高電流インダクタのCPRX シリーズ


さらに、磁気遮蔽構造を採用しており、耐電磁障害(EMI)性能が強い。回路での高密度実装による電磁障害を効果的にに抑えることができます。


適用分野

超高性能高電流インダクタのCPRX シリーズは、大電流用途の電圧レギュレータモジュール(VRM)や高出力 DC-DC コンバータ設計に適用しており、電源システムの変換効率を 効果的に 向上します。新エネルギー蓄電設備のほか、車載電子、大電力電源、産業制御、音声システムなどの分野に広く応用されております。

科达嘉電子は、22 年のパワーインダクタ開発・生産の経験があり、平角線の大電力インダクタの技術は業界をリードし、磁粉コア材料を自社工場で研究・製造し 、顧客ニーズに合わせて材料を配合し、生産製造面の選択は多様化で、高度なカスタマイズ対応、カスタマイズ品の納期が短い、対応が速やかです。